北ノ庄の古民家再生10

2月になりました。
今月からようやく工務店が入り、本格的に「造っていく」工事に取りかかります。
現場には新しい木材が搬入されて、早速、老朽化した柱の取り替え作業が始まりました。


柱を交換する場合は、その周りに仮の柱とジャッキを使って屋根を支えておきます。
全体に腐食が激しい柱はまるごと交換。
足もとだけが腐食している柱は途中で切断して、新しい部材を根接ぎします。

セルフ作業の方は、
廃材の片付け、落ちかけた屋根藁の切断と撤去、庭木の剪定など、
周辺の作業も手分けして行いました。
古民家の改修では廃材も山のように出てきます。

建て主の綿引さんが毎回用意して下さる、「今日の旅するまかない」は、
参鶏湯にちまき、卵焼きに大きなおむすび。
いつもの事ながら、改修現場で食べるご飯とは思えない豪華さです!
ありがとうございます。

今日は、初めて参加される方もおられて、
田舎暮らしや移住、古民家の改修について情報交換をしたり、図面を見ながら作業の説明をしました。

寒い日でしたが栄養満点の参鶏湯でほかほか暖まりました。