12月も半ばになり、古民家再生工事の部分解体作業もいよいよ大詰め。
この日は屋根の鉄板を外すという大仕事でした。
足場はこの後、屋根板金の葺き替え工事をお願いする専門業者さんに設置してもらいました。
事前に板金業者さんから鉄板の外し方のレクチャーを受けて段取りを計画。
ヘルメットと安全帯も装着して、いざ作業開始です!
この日は強力な助っ人が多数参加。
一枚ずつ慎重に手作業で鉄板を外します。
外した鉄板は「落としまーす!」と声を掛けてからそのまま下へ落とします!
皆さん、初めてとは思えない身のこなしと手際の良さで着々と作業が進んでいきます。
一方、屋根の下では不要な土壁の一部を取り払いました。
伝統工法の土塗り壁は、下地と共に建物の耐震性に貢献しているため、
撤去する際は仮の筋かいを入れて補強しておきます。
屋根の解体はてっぺんまで進んできました。
チームワークもばっちり。本物の職人さんのような仕事ぶりです。
屋内から見上げると、鉄板が外れて光が射しています。
お天気も味方してくれました!
この日の旅するまかないは、、豚汁とおむすび、柿の葉寿司、ソースご飯がメイン。
日本に帰ってきましたよ!
ほうれん草の和え物やお漬け物も。
豚汁にはきしめんが入ってボリューム満点。
ご飯のお供に「へしこ」も登場。鯖のぬか漬けです。
午後からは陽が早く落ちてきて寒くなるので、たき火をおこして焼き芋の準備もしました。
良い具合に焼けた焼き芋は瓦に乗せて保温しています。
リモコンでリフトを上げ下ろし。鉄板も一気に降りてきました。
鉄板を外したので、ブルーシートをかけて養生します。
日が陰り、風も強くなってきて屋根の上は寒さとの戦い。体もこわばります。
皆さん、すっかり慣れた様子で協力し合って臨機応変に作業を進めていました。
あと少し!
完了です!お見事!
下から見てもしっかりシートがかかっています。
これで年内の作業は終了です。
お疲れ様でした。
解体する部分の工事はほぼ終わり、年明けからはようやく「造る」工事が始まります。
桜が咲く頃までには、とりあえず住める状態にしなければなりません。