冬らしくないお正月も終わり、早くも一週間が経ちました。
今日は身近にあるもので七草粥を作ります。
まずは「すずな」
年末にご近所さんからいただいた蕪。茎を落として置いてあったのにいつの間にか葉っぱがニョキニョキ生えていました!
暖冬と、薪ストーブの暖かさが相まって勢いが良いです。
畑で少し大きくなっていた葉物野菜。からし菜、小松菜、春菊、水菜も加えて、五草揃いました。
はこべやホトケノザなども探せば庭に生えていそうですが、とりあえずはなじみのある野菜でまかないます。
スーパーに行けば年中野菜は手に入りますが、本来はこの時期の緑の野菜は貴重なもの。
それを行事として取り入れることで年末年始の食生活をリセットし、
これから始まる新しい一年を健康に過ごせるように、
というのは理にかなっているなあ、と大人になった今なら実感します。
(子供の頃は、葉っぱだらけの七草粥はあまり嬉しくはなかったものです。)
昔ながらの風習には暮らしに添った知恵や、体をいたわる工夫も込められていますね。
気候の変化、生活習慣の多様化などもあり季節を感じる事も少なくなっていますが、
無理なく季節の行事を楽しめる一年にしたいです。