北ノ庄の古民家再生14

板材や断熱材などが次々に運び込まれ、工務店による内部の木工事が進んでいます。
2階の床板も張られています。
梁が自由に湾曲する丸太のため、根太を水平に取り付けるのが一苦労です。

こどもアトリエになる吹き抜け空間。
天井の高い、とてもダイナミックな部屋になる予感。

とにかく曲がりくねる梁に合わせて、仕上の羽目板を張るための木下地を作っていきます。

新たな間仕切り壁や電気工事も進んでいます。

お風呂の床と腰壁部分にはタイルを貼るため、下地にFRP防水を施工しました。

現場で施主の綿引さんと工務店と三者の打合せ。
セルフ工事と工務店工事の綿密な調整が大事です。

屋根では板金菱葺きの工事がもう少しで終わります。

西側の瓦屋根部分は老朽化が心配されつつも、費用の関係で見送られてきましたが、将来を考慮して予算を追加して葺き替えることになりました。
古い瓦を全て撤去し、傷んだ野地板を新しい杉板に張り替えます。

古い瓦は昔の土葺き瓦から、引っ掛け桟瓦葺きに。
雪にも強い三州瓦を使用することにしました。